ホームページに戻る

鍼灸梅庵 (66)

逆子について(1)

体位不正についてのお問い合わせが時々ありますので、記載しようと思います。 体位不正は中医学ではいくつかの考え方があります。 専門的な用語が出て参りますが、解説を交えながら書いていこうと思います。 分類はいくつかありますが、今回は医歯薬出版「エキス剤から始める中医産婦人科臨床」という本の分類をベースに解説していきます。 この書籍では 1、肝鬱気滞による物 2、脾気虚弱による物 3、腎気虚損による物 に分類しています。 一般的に1の肝鬱気滞による物は比較的早く体位転換が起こり、2,3は時間がかかることも多いですが、一概には言えません。 つづく

研修会参加

しばらく更新をサボっていましたが、3/18、19と研修会及び師の治療院への研修へ行って参りました。

5月診療日程

5月は13日(木)が16時迄の診療となります。 他はGW含め診療いたします。

年末年始の診療について

年末年始の診療日程は下記の通りとなります。 年内は31まで。 年始は4日より。緊急の場合は2日より受け付けます。

かぜの科学

今回のCOVID-19の流行で思い出した書籍があります。 かぜの科学-もっとも身近な病の生態-(ジェニファー・アッカーマン著、早川書房刊) 見当たらないので調べてみたら現在は同社のハヤカワ文庫NFから文庫化されて出ており、注文した直後に見つけてしまいました。。。。。。。 かぜを引き起こすウイルスはいくつか知られていて、そのうち4種類のコロナウイルスが確認されているらしい。SARS、MARS、SARS-Cov-2(今回のコロナウイルス)を加え、人間に感染すると確認されているのは7種類。参考になりそうと思って読み直している最中です。 原書は2010年に書かれているらしく、訳本が2011年。少し古い本ですし、もう少し詳しいデーターが見たいと言う部分や、東京医学的に反論したい内容もある物の、大規模実験の内容なども書かれていて非常におもしろい本です。 ちなみにこの著者は、『からだの一日』という書籍も出しておりこれもおもしろかった記憶がある。講談社ブルーバックスから『鳥!驚異の知能 道具を作り、心を読み、確率を理解する』と言う本も出ているようだ。三冊とも鍛原多惠子訳。