かぜの科学

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今回のCOVID-19の流行で思い出した書籍があります。

かぜの科学-もっとも身近な病の生態-(ジェニファー・アッカーマン著、早川書房刊)

見当たらないので調べてみたら現在は同社のハヤカワ文庫NFから文庫化されて出ており、注文した直後に見つけてしまいました。。。。。。。

かぜを引き起こすウイルスはいくつか知られていて、そのうち4種類のコロナウイルスが確認されているらしい。SARS、MARS、SARS-Cov-2(今回のコロナウイルス)を加え、人間に感染すると確認されているのは7種類。参考になりそうと思って読み直している最中です。

原書は2010年に書かれているらしく、訳本が2011年。少し古い本ですし、もう少し詳しいデーターが見たいと言う部分や、東京医学的に反論したい内容もある物の、大規模実験の内容なども書かれていて非常におもしろい本です。

ちなみにこの著者は、『からだの一日』という書籍も出しておりこれもおもしろかった記憶がある。講談社ブルーバックスから『鳥!驚異の知能 道具を作り、心を読み、確率を理解する』と言う本も出ているようだ。三冊とも鍛原多惠子訳。