秋の過ごし方(1)
by 鍼灸梅庵
さて、8月7日は立秋です。暦の上では秋となり、不思議な物で暑い日々とはいえ立秋になると夜の風に秋を感じるようになります。朝晩は涼しくなりますので風邪を引きやすい季節でもあります。
東洋医学のバイブルの一つ、≪黄帝内経≫の”四気調神大論”には
秋の三ヶ月(立秋から立冬)は早寝早起きが大事で、鶏のように起き、早く寝て心を内に向け安らかにし、肺気を清くしておきなさい。そうしないと肺を傷め、冬には下痢の症状が出てくる。
と有ります。
夏の疲れが出てくる時期ですので、温かい物、消化の良い物を食べたり、体を休める時間を積極的に作って今のうちに疲れをとっておくことが大切です。
処暑くらいまでは少し湿度が高い時期が続きますので、瓜類を摂取するなどして体の水はけに注意しましょう。スープや炒め物など加熱して摂取するのもオススメです。