当院では、中医学(東洋医学)をベースに、厳選した少数の鍼で最大の効果を引き出す「北辰会方式」を取り入れています。
表面的な症状だけでなく「なぜその症状が現れたのか(根本原因)」を正確に見立てるため、東洋医学の基本である「四診(望・聞・問・切)」という4つの診察方法を組み合わせ、お体全体の状態を総合的に判断します。

初診時は、患者さんの環境やお体の状態を詳しく把握するのに時間をかけるため、約2〜3時間ほどお時間をいただいております。

東洋医学の4つの診察方法(四診)

望診(ぼうしん):
舌の色や形、顔色、姿勢、歩き方など、目で見て状態を確認します。
聞診(ぶんしん):
声のトーンや呼吸の音、においなどから、お体の状態を把握します。
問診(もんしん):
お悩みだけでなく、一見関係なさそうな生活習慣まで詳しくお伺いします。
切診(せっしん):
脈に触れたり、お腹や背中、手足のツボの反応や温度を直接触って確認します。

初診の流れ(ステップ)

Step 1. 問診(ヒアリング)

まずはカルテをご記入いただきます。(項目が多岐にわたるため、あらかじめ郵送させていただくことが多いですが、当日のご記入でもかまいません。)その後、症状がいつから、どのように出たのか(病気の経過)に加え、発症前や普段の飲食、睡眠、お通じの状態など、患者様の全体像を把握するために詳しくお話を伺います。

一見症状とは関係なさそうなことでも、根本原因を探るための重要なヒントになりますので、お答えいただける範囲でお聞かせください。(※この時、望診や聞診も並行して行います)

問診の様子

Step 2. 切診(体表観察)

ベッドに横になっていただき、脈を診たり、お腹、背中、手足のツボの反応を直接触って確認します。問診で伺った内容と、実際の体の反応(冷え、熱、硬さなど)をすり合わせ、本質的な原因を特定します。

体表観察の様子

Step 3. 刺鍼(鍼治療)

Step1・2の緻密な見立てに基づき、患者様の現在の状態に最も適したツボを選び出し、鍼をします。
体力や反応に合わせて、極めて細い「刺す鍼」や、「打鍼(だしん)」「古代鍼(こだいしん)」といった「刺さない鍼」を使い分け、お体への負担を最小限に抑えます。

刺鍼の様子

Step 4. 抜鍼(ばっしん)・効果の確認と休憩

鍼を抜き、体の状態の変化や症状の改善度合いを確認します。十分に効果が出ていると判断した場合は、そのまましばらくベッドで休憩していただきます。休憩後、お体が良い状態に落ち着いているかを再度確認します。

Step 5. 養生(アドバイス)

症状が起きているメカニズムをご説明し、早期改善のために必要な日常生活での注意点(食事や睡眠など)や、今後の適切な通院頻度についてアドバイスさせていただきます。

ご来院時の注意事項(正確な診察のために)

お体の状態を正確に把握し、最善の治療を行うために、以下の点にご協力をお願いいたします。

  • 服装について: 専用のお着替えはご用意しておりません。体表観察(お腹や背中を診ること)を行うため、締め付けのないゆったりとした服装でお越しいただくか、ご自身でお着替えをお持ちください。
  • ご飲食について: 「舌診(舌の色を見る診察)」に影響が出るため、ご来院前のコーヒー、オレンジジュース、色の濃いアメなどはお控えください。また、お食事は治療の前後1時間は避けてください。
  • お化粧・マニキュアについて: 顔色や爪の色も重要な診断基準(望診)となります。できるだけ薄化粧で、マニキュア等は落としてからお越しいただけますと幸いです。
  • ご入浴について: 治療前後の入浴は、最低でも3時間は控えてください(できれば8〜12時間ほど空けることをおすすめします)。治療後は体が治癒に向かってエネルギーを使っているため、ゆっくり休むことが大切です。
作成日
2026/03/06 19:43
最終更新日
2026/03/06 19:44
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